30代無職だったけどなんか働き出した

30代まで就職しなくても生きてこれた人の成長記録的な

誤解してほしくないんだけど別にブラックじゃない

どうもー元無職です。

休日出勤なうです。
明日も休日出勤うぃるです。

マジでタイトルの通りなんですけど、別に私の会社はブラックじゃないです。

仕事の仕方がまだまだヘタだなーとは思ってますが、むしろ嬉々として休みの日も事務所に来ている私がいます。

ホワイトな労働環境からは大谷翔平は生まれない

最近の私の信念です。

いま、世の中は「正しいこと」「曲がっていないこと」「すべての人にとって悪くないこと」がすごく過敏に求められ、結果として潔癖すぎる平均化が行われています。

ほんの10年くらい前まで「個性」がもてはやされ、悪評高いゆとり教育などというものが流行ったりもしましたが。
いまや「個性」を熱く語る人は少なくなり、「個性」はより具体化され、「直接的な利益を生む商業的差別化」として、あるいはLGBT等を筆頭とする「均質化されるべき差別的蔑視」の代名詞として働くことが増えたように思います。

このへんの話をしだすとそれだけで1日が終わるのでやめますけど。

さておき、労働環境も均質化を目指し、さまざまな職場の「ブラック」が粛清される昨今となりました。

でも私、ブラックってなくならないと思うんですよね。

私自身、アルバイトをしていた学生の自分から、「残業代くれるなら喜んで残業する」というスタンスでした。
均質化された環境から生み出せるもので、人から抜きんでることって不可能なんですよね。
大谷翔平君も、人生のうちの相当の割合、常人から見たらあり得ないレベルのトレーニングをして過ごしているわけです。
だからあれだけのことができる。
草野球チームから大谷翔平は生まれないんです。

1日8時間とかマジでクソ

私が何より均質化を嫌う人間です。
ホワイトな職場、すなわちルールを厳密に適用した世界は肯定しますけど、そこから生まれるものに対してはやや懐疑的です。
某左の政党が「1日8時間働けば暮らせる社会」とか言ってますけど、そんなもの成立するわけがないんですよ。
大前提として世の中にはフツーじゃない働き方(良くも悪くも)をしてくれる人がいて、そういう人たちの上で一部の上流層が「暮らせる」社会はできるでしょう。

……話がまとまらねぇ。

つまるところ、今この瞬間に周りの人間を出し抜こうと思うと、現代日本が大事にしようとしている「均質化され、守られた社会」から自らはみ出ないといけないと、私は思うのです。

例えば自己啓発本
私はあれを読む人間は全員アホだとずっと思っているのですが、

だって自己を啓発したって無駄ですよ。
自分の畑の土をなんぼ良くしたって、収穫量なんて「自分の畑」以上になりません。

そうじゃなくて、畑を飛び出して新しい土地を開墾する。
畑をやめて稲作にする、二毛作をやる、畜産をする。

しかも、これまでの畑作の収益は落とさずに。

それはどうやるんですか?
私が変わってもなんもないですよ。

変えるのは自分を取り巻く環境。
(こういうこと言うとそれはそれでありきたりですけど)

自分の居場所を「誰から見ても変わった」と言わしめる状態にしなくては、何をやっても振り子の振れ幅以上の何かは生まれないと思います。

そしてそこにはものすごいエネルギーが要るわけです。
これは「1日8時間」うんぬんで言ってる生活がどうこうレベルじゃなく、瞬間火力が要る。

いま、この瞬間、自分は誰にもできないことをやっているんだ。

そういう自覚のある時間をどれほど作れるのか。
そして何より、そう、これをやれてない人がすごく多いんですけど、

いま自分がやっていることが、誰にもできないことなんだ、と自分を認めてあげること。

よく「努力した者が必ず成功するとは限らん、しかし成功した者はすべからく努力しておる」って言葉が引用されますが、
(これ、私は「はじめの一歩」で初めて読みましたが、先人の言葉があるのでしょうか)
私はこれを支持しません。

自分の努力が成功のための正しい手順であると知り、
かつ、その努力を成功のために必要なだけ割いた人間は、

必ず成功します。

私は30まで無職をやって、無駄なことをたくさんしてきて、無駄なことをしている人をたくさん見てきて、それで思うのですが、

自分の努力の評価を正確にできない人が世の中にものすごく多い。

努力免罪符じゃない。
「やればできる」「今のお前にはできない」

私の努力は成功に結び付くのか。
わからないなら、戦略不足。知識不足。

調べろ。わかる人間に聞け。失敗して考えろ。

そうして正しい努力の仕方を知り、自分の成功までの道筋を知り、

「あとは実際にやるだけ」

の世界に落とし込み、かつそれができた者が、成功者であると私は考えています。

畑の話に戻りますけど、結局それって、自分の中でなんか変えてもすぐ戻って終わりっす。
評価基準自体を変えなきゃできないのよね。

そんなわけで今月は30連勤くらいする気がしますが(フルタイム30連勤じゃないよ!)、職場がブラックなわけではなく、自ら進んで、嬉々としてやっております。
固定残業の我が会社のシステムをこれほどありがたく思うこともないですね。
(ちなみに弊社は固定残業ですが、本気でやれば残業週2時間程度にできます。それで手当満額出るので、むしろホワイトです。)

前どっかで見たフレーズですが、「ふつうの人が1日8時間しか働いてない中で、残りの時間でもお金を稼いだらものすごい成果になるでしょ?」って、私もいますごく思っています。

ぶっ倒れたら見舞いに来てください。

ではでは。